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2010年1月 アーカイブ

2010年1月 5日

開発日記其の六拾四

あけましておめでとうございます。

たくさんのお祝いのお言葉ありがとうございます。
一昨日が誕生日でした。
というわけで…35歳になっちまいました。
これはもう、紛れもないオッサンでしょう。
「オッサンですよね!?」
と迫られたら、逃れようがない。
「オ…オッサンです…」
と白状するしかない。
実際同僚のYonieくんはふたりの兄にそれぞれ子供がいて、今やYonieおじさんなのだ。
正月には子供たちにお年玉をやるのだそうだ。
ははは、おっさんやん!
とか思っていたら、おれ自身がオッサンになってしまった…。
でもまだね、前も書いたと思うけど、見た目は、そこまでオッサンしてないと思うんですよ。
例えば、今やってる高校サッカーで、おれがキーパーとしてさらっとイレブンに混じっていてもね、たぶん、誰も35歳のオッサンとは気づかないと思うんです。
審判がレッドカード持ってきて、「きみきみ、オッサンでしょう! オッサンは退場!」なんて見抜けないと思うんです。
特にキーパーはがたいもでかいし、ひとりだけ両手広げたりして、格好も違うから、大体老けて見えるじゃないですか。(おれだけか?)
だから、そのまま試合始まって、味方の反則で許したPKを止めたりして0点で抑えきって、「1年生キーパーの麻枝、無失点記録を続けています!」みたいな実況をされると思います。「一年生にしては老かいな玉さばきですね…」と解説の前園にだけは、ちょっとだけ年の功的な部分を見抜かれてしまかもしれませんが、すぐ「イジメ、カッコワルイ」みたいな話に逸れていくと思います。
仲間にも、空気の読み方が大人なちょっと加齢臭がする高校生で充分通じる気がします。
あだ名は「オッサン」です。
結局オッサンじゃん!!

あと、エグザイルもあれだけ人数がいたら、おれがさらっと混ざって踊っていても、ファンにばれない自信がある。
トークを振られても、「ジュンです。最近背中が痛いです」ってそれっぽく乗り切る自信がある。

PVはすごい反響を頂いています。ありがとうございます。
1月1日を迎えた瞬間は、「あ、Angel Beats!が放送される年になったんだ!」とふと気づいて、緊張が走りました。
ぜんぜん意識していなかったのに、びくっ!って感じで、身が引き締まる思いがしました。
ああ、どうなるんだろう…ほんと緊張するなあ…。

AB!最新情報ですが、メイン4人のキャストが決まり、今はそれ以外のキャラのキャストを決めている最中です。
日夜協議しています。
メイン4人はほぼおれの希望通りになり、決定した瞬間には「やったぜ! どうだ、おらおらーー!!」とNa-Gaくんに息巻いたメールを送ったぐらい興奮しました。
発表をお楽しみに。

そしてこの正月休みは、帰省し、また合宿してました。
AB!SSの最終話をまず書き上げ、続いて歌詞を書きまくりました。
なんと、今年はボーカルフルアルバムを出します!! どがーーーーーーーーーん!!
あまりの量だったので、休みの間に書けきれるか不安だったんですが、書けました!
でもここからが大変なんだ…(汗
ボーカル譜を作らないといけないんだけど、大体おれは、日本語を無理矢理詰め込んだりするから、譜割を直す作業が発生するのね。
今日からmidiデータをちまちまと修正に入りました。
そして歌詞をぽちぽち置いてボーカル譜を順に作製し、2月からは十曲以上をレコーディング!!
東京に居る時間のほうが長いんじゃないだろうか…。
家に帰ってこないとストレスが溜まるおれは死んでしまうよ!!
乗り切れるんだろーか…。
マジで心配だ…。
でも、いいものになると思います。期待していてください!

で、この休みは仕事する自分へのご褒美として、「百年の孤独」という焼酎を楽天で注文して帰ったんです。
以前、VisualStyleの編集長と飲み会をご一緒した時、おれは「焼酎では『甕雫』が一番美味しいです」と言い張り、編集長は「いやいや絶対に、『百年の孤独』のほうが美味しいですって!」と言い争いになっちゃって…(汗
すげー高いんですけど、そこまで言うなら…と今回、試してみたわけです。

うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

甕雫より美味い!!
おれは編集長に謝らなくてはならない。
はい、焼酎で一番美味いのは「百年の孤独」でした!! ごめんなさい!!
味の形容は難しいんだけど、ウィスキーに近い。アルコールが強いんだけど、それでもぐいぐい呑めてしまうぐらい美味しい。
これ常備しておきたいんだけど、ほんと高いんだよ…。楽天で最安値で6800円ぐらいかな…。
そんなのいいことあった記念日にしか買えないyo!

帰省中は、三枚のCDを回して聴きまくっていました。
一枚目はtoeのニューアルバム「For Long Tomorrow toe」。
「グッバイ」という曲が、アルバムバージョンでは女性シンガーになってるのですが、それが素晴らしい!
確かに四人だけで奏でられるストイックなバンドスタイルではなくなってしまったけど、こりゃamericanfootballだろ!風な曲もあり、ポストロック好きにはたまんない一枚に。
二枚目は平野綾「スピード☆スター」。
前半は1stアルバムに勝るとも劣らない神懸かり的な出来! 後半はちょっとまだ聴き込みが足りないのか、これ!といった曲がなく、個人的にダレる…。ロック一辺倒だからかなー。これからはこんなロックに走っていくのだろうか。心配だ…。前半のキャッチーさも忘れずにいてほしい!
三枚目は石川智晶「僕はまだ何も知らない。 」。
「ぼくらの」のオープニングの「アンインストール」が大好きだったんですが、でも、それ以外の曲で引っかかることがなかったので、ずっとアルバムを買うのは見合わせていたんですけど、「捨て曲一切なしのスルメアルバム」というレビューを信じて、思い切って購入。一回聴くだけでは良さはわからなかったのだけど、聴いてるうちに文字通り捨て曲なしの名盤に化けた! 素晴らしい一枚!! オススメです!!

そういえばと思い出して、年末ジャンボ当たってるか調べてみました。
うおお…
…みごとにはずれまくっている!!
ここでいいことが起きなくてよかった!とほっとするおれがいる…。
それはもちろんAB!が成功する兆しであるからだ。
こんなところで中途半端にいいことが起きてはいけない。
四月にAB!の放送が始まってから、おれは生きててよかった!という人生のクライマックスを迎えるのだ。
それまでは鬱屈としたまま生き続けるのだ、おれは。

というわけで、本年もよろしくお願いします。

リライトとクドわふもよろしくね!
 
 

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上が歌詞ノート。
下がSSのネタ帳。
歌詞やネタは直感勝負なので、ノートに書くようにしています。
歌詞は一曲につき4ページぐらい割きます。修正箇所だらけです。ちゃんと音にはまっていても、もっとぐっとくるいい言い回しがあるはず!と時間をかけて洗練させていきます。
ネタ帳は新幹線など移動時にも書けるように小さいノートを使ってます。
とても下手くそな字で書き殴ってあるので、落としてしまっても解読できない仕様になっています(苦笑

2010年1月14日

開発日記其の六拾伍

告知です!(なんと珍しい!)

今月30日発売のG’sマガジンさんにて、メインキャラ四人のキャストが発表されます!
ちなみにメイン四人とは、音無とゆりと天使とユイです。
前回書いたようにですね、おれの最終的な希望ほぼそのまま通りました!
特に天使は、おれは存じ上げない声優さんだったのですけど、オーディションで聴いたら…「この澄み切った声…天使役はこの人しかいない!! この人以外はイヤだ!! イヤだったらイヤなんだーーい!!」とガキのようにダダをこね始めたぐらい、ハマリ役だと自負します!
お楽しみに!
以上、Angel Beats!新情報でした。

と、それだけではなんなんで…
昨日と今日は、G'sマガジン増刊号用のSSを書いてました。
本誌ではアニメの前日譚ということで続き物として書いていましたが、今回は増刊号なので、完全な読み切り。気が楽だわー。
「ガルデモの話がいいです」という編集さんのその発注だけを受けて、自由に、ギャグオンリーのハチャメチャなものを書いてやりました! 編集さんのチェックが通るか恐いところです(汗 でもちゃんとガルデモの話じゃん!? 違う?(汗
そのTrack Zeroですが…本誌ではもう残り三回となっているのですが、さっっぱり読者さんの反応がわかりません(汗
編集のコアラさんが、一切そういう情報を流してくれないんですよ。
雑誌にはアンケートハガキが付いてるじゃないですか。毎月、面白かったか面白くなかったか読者さんに○を付けて採点されてるはずなんです。
…え? おれに伝わってこないというのは、伝えないでおこう…という計らい?
これを伝えると途中でこいつ折れる、みたいな(汗
はい、聞かないでおきましょう。
ぼきぃぃっっ!!て音立てておれの精神へし折れますから。

ここからは話が変わりますが、前に宅録する気でいまっせ!的な報告をしたじゃないですか。
フハハハハ、ついに揃いましたよ…。
すべての機材とソフトが!!
紹介しましょうか。
まずシーケンスソフトSingerSongWriterくん。
Vstiに対応していて数値でステップ入力ができる唯一のシーケンスソフトなのだ。

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次にでたーーーーー!! Cubase5!!
これがあればもうなんもいらないぐらいの最強DAWソフトなのである。

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そして次に取り出すはSUPERIOR DRUMMER 2.0!!
これはMIDIで操作できるドラム音源としては最高の使いやすさと音なのだという!!

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で、でたーーーーー!! アンプシミュレーター(この前シュミレーターと書いてしまっていた!/汗)、AmpliTube Fender野郎ーー!!
デモで聴いたSONICというアンプの音がすげぇ好みだったので、これに決めた。
人気商品なのか、どこも在庫切れでなかなか手に入らなかった。だが手に入れてみせたぜ!!

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そして、予想以上にでかい箱で届いたオーディオインターフェース、スタインバーグ社のMR816X!!
同じ会社なだけに、Cubaseとの愛称はバツグン!!
これで無敵だーーー!! ラックマウント型なのにラックないけどさ!! どう置いたらいいのさ!? ホワーイ?

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最後に……きたーーーーーーーーーーーーーー!!
レスポールスペシャル!! おれはテレキャスでもストラトでもなくレスポールが欲しかったんだ!! なぜならカッコイイから!!
このモデルは石橋楽器だと26万だったのに、なんと心斎橋の三木楽器に一本だけ入荷、特価19万8000円というお得商品で、これはすぐ買いにいかなければ速攻売り切れてしまう! だがおれはこれから殺伐ラジオの収録で東京出張なのだ! 後は頼んだ藤井くん!! と彼に買いにパシらせたシロモノだーーー!!

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完璧な布陣だ…。
すべてがハイスペックすぎる…。
もう勝ったも同然の宅録生活だ…。

と、揃ったのはいいが…

ここからどうすればいいんだ…?

どうしたら音が鳴るんだい?
どうやって、マシンと繋ぐんだい?
オーディオインターフェースってなに?
ギターはどこにぶっ刺すんだい?
AmpliTubeのエフェクターはどうしたらかかるんだい?
SUPERIOR DRUMMER 2.0とやらはどうやって操るんだい?
そもそもCubaseがあったらSingerSongWriterは要らないんじゃないのかい?
さっき自分で「これがあればもうなんもいらないぐらいの最強DAWソフトなのである」と豪語したところじゃないのかい?
で、そのCubaseは最強DAWソフトとおれに謳わせておきながら、一体何ができるソフトなんだい?

う…
うぅ…

さっぱりわからない…
 

どがーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!
 

2010年1月28日

開発日記其の六拾六

Angel Beats!の制作状況ですが…
G’sマガジン掲載のこもわた遥華さんによる取材レポ漫画のラフ原稿で、先月今月と、現場の様子を垣間見ることができたんですが…
こんなにも現場は壮絶なことになっているのか!!
岸監督がゲストで出たラジオも聴きました。
いつ緊張の糸が切れてしまうかもわからない、ものすごい張りつめたぎりぎりのところでみなさん頑張ってられるとのこと!!
平田さんのコメントが身に染みます。
「普通TVアニメは、30分でできることを前提に作るんですが、Angel Beats!は、麻枝さんが作りたいものを30分に詰め込んでいる」と。
自分がやりたい放題やって、みなさんに迷惑をかけまくっている…
その事実にようやく気づいて愕然としてしまいました…
おれはとんでもない脚本を書いて、いろんな人をその巻き添えにしてしまったんじゃないのか…
それをG’s編集部のコアラさんに泣き言のように伝えたらば…

  確かに壮絶なことになっていましたが、
  迷惑というのは違います。
  僕も取材と称して、富山のPAさんとか背景のT2studioさんとか、
  あるいはインタビューで、岸さんや堀川さん、飯田さんにお話聞いてきましたが、
  みなさん、やる気に満ちてますよ。

  堀川さんがインタビューでおっしゃっていましたが、
  「この業界は、お金目当てで仕事するには、見返りが少ない。
   だからみんな、『これは俺が作ったんだ』と胸を張っていえる、
  やりがいある仕事を求めているんです」
  と。

  どこの部署の方々も、「やりがいある仕事を得た!」という
  気持ちなんだと思います。

  そしてその最初の火付け役になったのは、
  紛れもなく麻枝さんです。
  麻枝さんの脚本が、岸さんや堀川さんに火を付けたんだと思います。

  総作画監督の平田さんにも話を伺ったんですが、
  「岸監督は天才ですよ。あれだけ映像にこだわりを持っている人は
   監督でも異色です。麻枝さんのシナリオは、素晴らしいけれど、
   ふつうの制作会社や監督なら、シナリオを書き直させるような要素の詰め込み方です。
   それをPAワークスさんが大変な思いをすることは覚悟の上で請け負い、
   岸監督は、面白がって、もっとすごいものにしようと、
   制作にいろんな注文をつける。
   ほんと、「監督、そこは止めてくれよ」って思うこともありますが、
   いままでにないアニメになるのは間違いないので、
   私も全力でがんばります」

  って。
  麻枝さんのムチャぶりのような脚本を、
  岸さんが引き受け、また制作陣にムチャぶりする。
  でも全員が、面白がってやっているんです。
  「絶対、話題になるものが作れる」という
  確信があるんだと思います。

  いいもので出来る時って、
  こういう空気感の中から生まれるんじゃないだろうか、
  と思いました。

  僕も最初は、麻枝さんのシナリオ、ということで
  Keyファンだけでも着いてきてくれれば、と思っていたんですが、
  岸監督は、明らかにそれを、さらに大きなものにしようとしています。

  ほんとに4月が楽しみです。
  これだけの人たちが本気になっているんだから、
  いいものができないわけはないと思います。

…という生の現場の声を聞いてきたコアラさんから長文メールを頂いて。
涙が出そうになりました。
絶対すごいものになります!!
ならないわけがない!!
あの無茶ぶりにみなさんが応えようとしてくれているのだから!!

平田さんも「でも、普通の脚本家には書けないもの仕上がっているのでがんばる価値があります!」と語ってくれているのがその証明でしょうか。
PVのあのクオリティも平田さんが総作画監督としてすべてチェックしていることで保たれています。
本編もすべてチェックされ、全13話、あのクオリティが維持されます。
大変なものを振ってしまいましたが、平田さん、岸監督、PAスタッフのみなさん、そのほか関係者のみなさん、何卒よろしくお願いします!!
何かありましたら、いつでも駆けつけますので!!
夜食でしたら、麻枝特製の、通常4分のところ、20分以上寝かせて、汁をたっぷり吸わせて麺をぶよぶよにしたカップラーメン、通称「ぶよぶよラーメン」をお作りいたしますので!! 美味しいですよ!!

30日発売のG’sマガジンさんでは、ついにメインキャスト発表です!!
フライングで情報が出てそうな明日は、自分は東京出張です。
Angel Beats!の肝とも言える、挿入歌のディレクションに行ってきます。
レコーディングは後日なんですが、今、いろんな可能性を考えていて、どんなオケで、どんなニュアンスの声で歌ってもらったらいいか、それを決めます。
流れた時に一番「心を打つ」「泣ける」選択肢を絞ってきます。
AIRでいう「青空」、CLANNADでいう「Ana」(これは自分の作曲ではありませんが)、リトルバスターズでいうところの「遥か彼方」など、Keyではかかせない演出の強力なパーツとなっています。
それら以上の感動の一曲に仕上げてみせます!

さて、告知です。
30日に第三回の殺伐ラジオの戦後処理が配信されまして、それと同時に、殺伐ラジオ…ついに最終回!のお便り募集が始まります。
その最終回のゲストはもちろん、Angel Beats!で一緒に頑張ってきた盟友、キャラ原案担当のNa-Ga氏です。
是非、Na-Gaくんへの質問のお便りなど、どしどしお寄せください。絵のこと、アニメのこと、Keyのこと、趣味のこと、結婚観までなんでもOKです。
収録は3月ぐらいなので、Angel Beats!のアフレコもすでに始まっています。そのことについての質問もお待ちしています。
本当に最終回です。もう自分がパーソナリティなんて二度としないかもしれないので、最後の機会です。たくさんのお便り、お待ちしております。よろしくお願いします。
しかしアニメ放映までの繋ぎだったこのラジオ…ひきこもりクリエイターがパーソナリティでよく最終回まで漕ぎ着けたなー…。感無量です。
アニメが始まったら、ちゃんと声優さんによるAngel Beats!のラジオが始まりますので、そちらもお楽しみに!

あと、もうひとつ、この場を借りまして…
Angel Beats!のコラボイラストも描いてくださっている依澄れいさん画、麻枝准原作の漫画「ヒビキのマホウ」について、「続きはどうなったんですか?」というご質問もちょくちょく頂くのですが、ちゃんと続きはあります!
ただ、依澄れいさんが、現在体調面で漫画が描けない状態にあります。そこでお願いなのですが、ヒビキのマホウを応援してくださっているファンの方がここをもしご覧になっていましたら、是非励ましのお便りを送ってあげてほしいのです。
それで体調がどうなるわけではないのですが、たくさんの思いはきっと力になると信じています。
トップ絵が、ヒビキとシイなのも(これも素晴らしいイラストです)、依澄さんが、描きたい!と思ってくれている証拠だと思います。
雑誌社さんのほうも、ありがたいことにいつでも掲載してもらえるようお待ち頂いているので、ヒビキのマホウの連載が再開する、という奇跡を、みなさんのエールで起こして頂けたら嬉しいです。
自分は、当時(もう6年以上前の話になりますが)の担当さんが感動してくれたラストシーンまで辿り着けることを信じています。
 
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今こうして表紙を見ただけでも、依澄さんの、仕事に対する情熱を思い出します。
決して妥協や手抜きを自分に許さず、表紙はもちろんその折り返し、裏表紙、目次や、空いた右ページの余白に至るまで、すべて、納得できるまで、たくさんのパターンの絵を描き上げ、用意してくれました。
本誌で読んでもらっている人たちに対してもできるだけ楽しんでもらえるよう、単行本化の際にはすでに完成しているにも関わらず、さらにがしがし手を入れ、おまけ漫画もせっせと描く頑張り屋さんでした。
まだまだ人生は長いです。できる範囲で頑張っていきましょう、ということを自分からはお伝えしてあります。
そんなヒビキのマホウもよろしくお願いします。

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